独立しても失敗しないフランチャイズを選ぶために

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成功するのはどれ?業種別FCランキング

失敗ができない独立開業。ですから、情報収集や精査・比較はとても重要です。
ここでは、独立して成功できるフランチャイズ業種は何かを検証するため、必要な出資金や支援体制、口コミなどを中心に比較しました。
その結果、1位となったのがコンビニエンスストア

評価のポイントは次の3点でしたが、

  • 初心者でも安心して開業できるか(特別な資格や経験は必要か)
  • 支援体制は充実しているか
  • 独立経験者からの評判・満足度はどうか

このいずれにおいても、コンビニ(独立事例:ミニストップ)が高い評価となりました。

2位以下の業種にもそれぞれ優れている点はあるのですが、やはりフランチャイズで独立するには「コンビニがもっとも成功できる条件を備えている」といえます。

1位 コンビニエンスストア

【独立事例】
ミニストップ
出資金:加盟金255万円
他、運転資金、2~3カ月分の生活費等含め合計1千万円
開業までの期間:約2カ月(オーナー研修約1カ月)
独立1年後の売上:約2千100万円
総合評価 ★★★★★
認知度が高い業種であり、契約形態が多種多様なので自分の都合にあった契約ができるところが高得点。また幅広い商材を扱えるので、その地域の客層にあわせた商品を販売できるなどの特徴がある。
支援体制 ・アルバイトの研修制度、オーナーへの販売経営指導あり
・店舗システムの実務研修
・税務、会計サポート
・店舗物件マーケティング
備考 ・初心者や女性、一人でもOK(研修制度や経営サポートがある)
・家族で協力でき、支援しやすい
経験者の声 50代夫婦(夫は早期退職制度を利用して脱サラ、家族のサポートあり)
「FC本部の経営指導や研修を受けられるので、私たち店舗経営が初心者の熟年夫婦でも安心して運営に携わることができました。また、店舗はFC本部がしっかり調査した物件なので、立地や客層もよく収入もすぐに安定して将来的にも安心しています。出資金が契約タイプに関係なく一律255万円なのも魅力的でした。しかし、FC本部によってサポート力が違うので、各コンビニのフランチャイズへのサポート、知名度の違いをよく見極めることが重要だと思います」

2位 ハウスクリーニング

【独立事例】
おそうじ本舗
出資金:加盟金20万円・保証金10万円
他、諸費用等含め合計196万円(税込)
開業までの期間:約1カ月(事前研修11日)
独立1年後の売上:約1千200万円
総合評価 ★★★★☆
大手企業も参入してきており、営業活動もある程度必要。また、清掃業なので現場では体力仕事になりがちだが、夫婦で助け合いながらできる点が魅力的。「ありがとう」と感謝してもらうことも多いので仕事にやりがいがある。
支援体制 ・同行営業や集客方法のフォローあり
・掃除、機材取扱いの技術研修
備考 ・初心者、年配者や女性でもOKだが、ある程度の体力が必要
・家族、夫婦で協力できる
経験者の声 30代夫婦(子どもがまだ小さいため、夫が作業と営業を、妻がサポート業務を担当)
「夫婦で一緒にできるので二人で話しあって仕事をしています。店舗の清掃は契約している時間に清掃を行いますが、ある程度時間のやりくりができるので子どもの保育園への送り迎えをこなしながらでき、助かっています」

3位 介護サービス

【独立事例】
デイサービスFC
「ヒューマンライフケア」

出資金:加盟金250万円(税別)
他、リフォーム代等含め合計700万円
開業までの期間:約3カ月(研修・準備1カ月)
独立1年後の売上:約1千200万円
総合評価 ★★★★☆
将来性もあり、ニーズが増える業種だが、利益率を重視するとサービスの質が低下する恐れがあるのが難点。利益率が低くなりがちになることも多く、ボランティア精神が必要な仕事である。社会福祉事業の一部なので、やりがいや満足度を感じられる。
支援体制 ・事前実務研修(高齢者の介護・サポート、接し方について)
・経営指導、各種保険申請、開業サポート
備考 ・初心者でも可能だが、福祉系の資格があるとなお可
・夫婦で協力してできる
経験者の声 40代後半夫婦(自宅を改装し開業)
「子どもが独立し、二人だけになったので自宅を改装して開業しました。妻が開業前に介護系の資格を取得してパートで経験を積んでいたこともあって、利用者へのサービスや接し方などで特に困ることはありませんでした。ただ高齢者相手なので思い通りに行かないことや怪我をしないように気を配る必要もあり、結構大変です。それでも『ありがとう』という笑顔に励まされ頑張ってます」

4位 マッサージ店

【独立事例】
整体サロン
「KA・RA・DA」

出資金:加盟金100万円、保証金50万円他合計700万円
開業までの期間:約3カ月(研修2カ月)
独立1年後の売上:約2千万円
総合評価 ★★★☆☆
パソコンが普及したことによって、肩こりやストレスなどに悩む人も多く、それなりにニーズがある仕事だが、開業しやすいので競合も多い。アロマオイルを取り入れたり、技術力を高めたりして、他店より優れている点をアピールすることも重要。自宅でも開業でき、年齢問わずできるので、固定客をつかめば長く続けられる。
支援体制 ・開業前の実務研修
・定期的な経営、技術指導
・開店から2カ月はロイヤルティ無料
備考 ・初心者、男女、年齢問わずOK
・スクールで受講したり、実地で研修を受け技術力を高める必要性あり
・ある程度の技術力が必要なため、家族支援はしにくい
経験者の声 40代男性(独身・脱サラで開業)
「研修で技術を習得しました。FC本部が調査・用意してくれた駅近くの店舗なので、遅い時間まで営業しています。収入はまだ不安定ですが仕事帰りのサラリーマンに好評でまずまずのスタート。しかし、駅近くに他のマッサージ店ができるなど競合が多いのが悩みの種です。技術力も大事だけど接客業なので来店者の話をよく聞くなどの努力も続けています」

5位 飲食店

【独立事例】
ラーメン屋「風雲丸」
出資金:加盟金150万円・保証金100万円
他、設備・研修費等含め合計1350万円
開業までの期間:約3カ月(店長研修40日)
独立1年後の売上:約6千万円
総合評価 ★★★☆☆
飲食関係の仕事は独立しやすいと言われているが、やはり経験も必要。また、景気やその時の流行にも左右されやすく、当たれば利益が見込めるが、失敗すると負債も大きくなるなどリスクもあるので、開業前のリサーチは必須。難易度が高い仕事。
支援体制 ・実務研修と従業員教育
・経営指導と会計、税務サポート
・食材(調味料)の一括仕入サポート
・店舗物件マーケティング
備考 ・初心者、年齢問わずOKだが、ある程度の体力と資金が必要
・経験があるとなおよし
・家族で協力、支援しやすい
経験者の声 30代元自営業男性(妻は専業主婦)
「独立は失敗のリスクが高いのでFCを選びました。店長研修を受けてFC本部が用意してくれた店舗にて開業。ロイヤルティも売上の3%で低めだし、材料などを一括して本部に注文できるので助かっています。ただ自分独自の工夫や味をつくることができないのが難点ですかね。お客様は新しいもの好きなので飽きられないか心配です」

6位 リサイクルショップ

【独立事例】
大黒屋
出資金:加盟金250万円・運転資金500万円
他、設備費等含め合計1000万円
開業までの期間:2カ月(研修1カ月半)
独立1年後の売上:約3千万円
総合評価 ★★☆☆☆
お客さんの持ち込んだものをそのまま売りに出すことができるので、比較的低リスクですぐに始められる。ただ、商品の鑑定・査定は大事で、相場にあった料金設定などを把握する必要があり、常に勉強が必要。
支援体制 ・商品データや価格共有、情報サポート
・経営指導
備考 ・初心者、男女、年齢問わずOK
・夫婦で協力できるが、商品鑑定は経験を積むしかない
経験者の声 30代夫婦(夫はリサイクルショップ経験後、独立)
「不景気のせいかリサイクルショップを利用する人も多く、お客様の入りは上々です。でも高い商品を買う人はそれほど多くなく、仕入れの商品の価格設定で悩むこともあります。FCに加盟しているので、今までの商品のデータを参考にすることができるのが嬉しいですね。ただし、ニセモノと本物の区別もつけにくくなっているので日々勉強しています」

7位 学習塾

【独立事例】
明光義塾
出資金:加盟金315万円・物件保証金100万円
他、諸費用含む合計1千100万円
開業までの期間:3カ月~1年(研修1カ月他)
独立1年後の売上:約2千万円
総合評価 ★★☆☆☆
FC本部の研修制度や、スタッフの教育についてもサポートを受けられるが、有名校への実績も必要で口コミや評判に左右されることも多々ある。少子化で大手企業が参入し始め、競争が激しい。資本金もそれなりに必要で、失敗すると痛手が大きい点がマイナス要素。
支援体制 ・経営指導、定期研修他
・学習教材、チラシ、広告作成サポート
備考 ・初心者でも可能だが、教育事業なので教育にかける熱心さも必要
・夫婦で協力できる
経験者の声 50代専業主婦(夫は定年後に一緒にやる予定)
「知人が自宅で学習塾を開いており、『とてもやりがいがある』という話を聞いて興味を持ったのがキッカケ。でも初心者だったので迷わずFCの学習塾を選びました。数社のなかから個別指導の実績がある明光義塾と契約。本部の手厚いサポートもあってチラシや広告を掲載し集客には成功しなんとか運営しています。大手の参入や少子化の進行で、このまま継続できるか気がかりです」

成功にいちばん近いのは「コンビニ」!

老後の資金をつぎ込むわけですから、絶対失敗はしたくはありません。
そんな私たち夫婦が上記のように各業種を比較・検討した結果、選んだのがコンビニ事業です。
それは次のような理由からです。

  • 多店舗経営の成功率の高さ
  • 契約形態がいろいろあって、経済状況にあった契約ができる
  • 独立後の成功例の多さ
  • FC本部の経営指導や研修を受けることができる

ただし、コンビニのフランチャイズでは契約期間中に廃業する場合、多額の違約金が発生することもあるそうなので、契約前にきちんと確認しておきましょう。

コンビニでお薦めのブランドは?

歴史が一番古いセブンイレブンをはじめ、コンビニブランドは数多くあります。
そのなかで私が安心してお薦めできるのがミニストップです。

ミニストップの優れている点は、以下のような点です。

  • 全国規模の知名度なのに、FC加盟金が安い(全契約タイプ255万円)
  • 信頼性の高いイオンブランド「トップバリュ」商品を扱うことができる
  • 契約期間が短く、リスクを抑えられる
  • 膨大なデータを客観的に分析し、売るための指導やサポートが充実
  • 複数出店するとロイヤルティが抑えられる
  • 廃棄ロスの出ない、ファストフードを取り扱っている(受注してからつくるため)

このような利点から、私たちはミニストップで独立することを選びました。
また、オーナーの年齢上限を設けているコンビニチェーンもありますが、ここはそういった制約もありません。

ミニストップとフランチャイズ契約を結んだ私たちは、5週間のオーナー研修を受けていよいよ開業。
アルバイトスタッフの教育については、FC本部の教育プログラムを利用しました。自分の子どもたちよりも若いスタッフの教育については「どう指導していいのだろうか」と悩んでいたのですが、FC本部のサポートのお陰で研修もスムーズにいきました。

まだいろいろと勉強中ですが、FC本部担当者の熱心な指導もあり、売上も順調に伸びて夫婦ともに店舗運営の面白さを知り、充実した毎日を過ごしています。

 
独立に最適なフランチャイズ業種の選び方